今となってはFRは高級セダンの証となりましたが、今回のモデルチェンジでもマークⅡから続くFR(後輪駆動)の伝統は受け継がれました。(4WDモデルもあります)
もっとも、トヨタとしたら今回はビッグマイナーチェンジですから、駆動系はそれほどいじらないといった感じでしょうか。
今回のモデルチェンジの目玉となっているのは、ここ数年の流れとなっている衝突回避支援システムでしょう。これは全車に標準装備されています。
もっともそこは高級ミドルセダンのマークXですから、「歩行者検知機能付き」というトヨタ最新のテクノロジーを搭載しているところも見逃せません。
今回のビッグマイナーチェンジでトヨタ得意のハイブリッドモデルの追加、さらにはFFエンジン化なども噂されていました。
そのどちらも噂の域で終わったのですが、マークXについてはトヨタの英断と言えるでしょう。
マークXにはマークⅡの系譜として若者にも目を向けたスポーツセダンとしてこれからも注目を集めてもらいたいですね。