2017年6月にビッグマイナーチェンジが予定されているホンダのフィットです。
現行のフィットのの登場が2013年ですから、4年経ってのモデルチェンジということになります。
初代フィットから続くセンタータンクレイアウトはすでにフィットの伝統ですね。
そして、伝統を受け継ぎながらもプラットフォームやパワートレインなどを新たに設計しなおして、全体的な性能を高めてきたのです。
そういえば、トヨタカローラの売り上げ33年連続1位の記録を破ったのは、忘れもしないホンダのフィットでした。
もっとも、トヨタの何でもかんでもカローラにして売り上げを積み立ててきたのに対して、フィットは1車種のみでの首位奪取ですから、正真正銘の1位になったのが2002年のことだったのです。
そう思えば、フィットの1位はものすごいインパクトがありましたね。
フィットは登場以来、売り上げ1位以外に、何度もカーオブザイヤーを受賞してきました。
さらに、グッドデザイン賞も取っていますが、その反面拙速なグローバル展開が仇となったのか何度もリコールを発生させているのも記憶に新しいところです。
売り上げも近年では下降気味だという話なので(それでも2016年は全体の7位)ホンダも今回のモデルチェンジには力が入っているのです。