多くの人は日産で売れている車は、デイズでありノートであり、ミニバンのセレナと思うことでしょう。
確かにそうなのですが、それは国内販売でのことで、世界的に見るとSUV人気も相まって日産車の中ではエクストレイルがよく売れているのです。
北米ではローグという名前で売られているのを知っている人も少なくないでしょう。
クロスオーバーSUVとして、2000年に華々しくデビューしたエクストレイルの特徴は、なんとも角張った、そしてワイルド感あふれるところでした。
それが2代目3代目となるとどんどん丸くなっていったのです。
もちろん良くできたSUVなのですが、初代の衝撃を忘れることができない人も多いのではないでしょうか。
そんな、エクストレイルが6月にビッグマイナーチェンジをします。
参考になるのは、一足早く北米でマイナーチェンジをしたローグです。
なんと、初代とは言わないまでも、なんとなくワイルド感を取り戻しているのです。
これがエクストレイルにも引き継がれるのか大いに注目したいところですね。
新型エクストレイルでわかっていることは、Vモーショングリルを前面に押し出してくるデザインです。
すでに日産は「Vモーション押し」で統一してますから、これはもうゆるぎないところでしょう。
エンジンはハイブリッドモーターが付いているものと付いてないものの2通りのエンジンで、最高出力は150psになります。
そして、今回のマイナーチェンジの目玉となるのが、パイロットドライブ1.0の搭載です。日産の命運を握るとも言われている自立走行技術ですから、その全貌を早く見たいものです。