トヨタ・センチュリーを作るのはものすごく手間がかかるのです
トヨタ自動車の最高級車のひとつである「センチュリー」。
センチュリーは、トヨタ自動車本体の工場で生産は行われていません。
トヨタ自動車東日本で作られているのです。
というのも、生産台数があまりに少なく、そして、手作業による複雑で緻密な製造工程が必要だからなのです。
このような手間のかかる車の生産は、トヨタ本体の工場ではできないということですね。
ちなみに、センチュリーのV12型エンジンは、片方の6気筒が止まっても走行できるようになっています。
センチュリーのV12エンジンは、形式名「1GZ」が示すように、1G型直6エンジンがベースとなっています。
片側バンクずつ独立した制御系統となっていて、最悪、片側バンクの6気筒で走行できるようになっているのです。
さすがVIPの乗る車は用意周到です。
それにわずか280psしか出力していないのですから、なんて贅沢なV12エンジンなんでしょうね。