カムリ発売に見るトヨタの本気度
セダンが売れない・・そのような中での、カムリの新車発表です。
売れ行きの悪いセダンですから、大々的に発表会をするだけでも異例中の異例です。
それだけでも、トヨタが本気でカムリを売り込もうとしている姿勢がわかります。
それは、トヨタの社主販売の比率にその答えがあります。
ミニバンブームやSUVブームにトヨタもうまく乗っているように見えますが、実はセダンの販売比率は車メーカーの中でも高く、45%となっているのです。
高級車のレクサスなど収益率の高い車はやはりセダンです。
トヨタとしてはセダンの復権はこれからさらに業績を伸ばすためには避けては通れないところといったお家事情が見え隠れしています。
さて、今回のカムリですが、目玉はどういったところでしょうか。
トヨタが推し進めている、衝突回避支援パッケージ「トヨタ セイフティ センスP」の搭載は当然として、今回はハイブリッド専用車となることがあげられます。
そして、セダンでは初となるパノラミックムーンルーフを採用している点にトヨタの本気度を感じますね。