サラリーマンであれば1度や2度は会社を辞めて独立開業し、自分で何かビジネスを始めたりと真剣に考えたことがあると思います。
近年ではパソコンとインターネットの普及でアフィリエイトなどのネットビジネスを始める若者やサラリーマンも多いようですが、ネットビジネスで安定した収入を得られるのはごく一部の人のようです。
そこでネットビジネスではなく独立開業し自分で何かビジネスを始めるとして、車に関するビジネスについていろいろとご紹介していきます。
例えば中古車屋を開業するとか車の整備士であれば独立して修理工場を始めるなど、車に関するさまざまなビジネスが考えられますが今回は車で始める移動販売について検証してみます。
移動販売のフランチャイズに加入するのも選択肢の一つ
独立開業し移動販売を始める場合に、移動販売のフランチャイズに加入するのも一つの選択肢です。
移動販売のフランチャイズもお弁当からクレープややきとりやピザといろいろで、加盟金も30万円から100万円前後と幅があり移動販売の車両も買取やレンタルかを選べるところもあります。
例えば創業30年以上の社歴がある芙蓉商事が展開している「いか焼きみなせん」の加盟料は50万円でロイヤリティがないので、移動販売の車両をレンタルするプランを選べば最安プランで181万円から起業できます。
またもし自分で資金繰りが難しい場合は、融資の相談にも乗ってくれるようです。
もし自分で移動販売を始める場合には保健所の営業許可が必要
もしフランチャイズに加入せずに自分で移動販売を始める場合には、移動販売を行う予定の管轄の保健所の営業許可が必要です。
店舗で飲食店を始める場合には最寄りの保健所に営業許可の申請をしますが、移動販売の場合には最寄りの保健所ではなく営業を予定している管轄の保健所の営業許可が要ります。
例えば都内の全域で移動販売を始める場合には東京都だけでなく、八王子市と町田市からも保健所から営業許可を貰う必要があります。
東京都以外の県もその県によって、営業許可を貰う保健所の数も異なります。
まとめ
自分で移動販売を始める場合には東京都だと東京都・八王子市・町田市のの3か所の営業許可ですが、神奈川県全域だと川崎市・横浜市・横須賀市・相模原市・藤沢市・その他の地域の6か所の保健所から営業許可を貰う必要があります。
申請費用は保健所によっても異なりますが1業種1万5000円から2万円近い金額が掛かり、もし営業許可だけでなく製造許可も取得しようと思えば数十万円は覚悟した方が良いでしょう。