トヨタは2017年の自動車の世界での販売台数が1038万台で、世界での販売台数が1074万台でトップのフォルクスワーゲンに及ばなかっただけでなく、2017年の自動車の世界での販売台数が1060万台の日産三菱ルノー連合にも抜かれ世界第3位に転落しました。
ただこれはダイハツ工業と日野自動車を含めたトヨタグループの販売台数で、単一の自動車メーカーとしては以前として世界でトップです。
2017年にトヨタからリリースされた新車とモデルチェンジされた中から、マイナーチェンジされた新型アクアと新型ハリアーを徹底検証してみたいと思います。
2017年6月8日に発売されたトヨタの新型ハリアー(HARRIER )
トヨタのハリアーは6代目カムリXV20系のプラットフォームをベースとして1997年12月から発売を開始しているクロスオーバーSUVで、初代ハリアーは1997年から2003年まで販売され、2代目が2003年から2013年まで販売され3代目が2013年から発売を開始しています。
今回のマイナーチェンジでは予防安全技術「プリクラッシュセーフティシステム」から先進技術「Toyota・Safety・Sense・P」になり、グレード「GRAND」が廃止され新たにPREMUMの上級モデル「PROGRESS」が登場しました。また新たに開発されたダウンサイジングターボ「2.0Lターボエンジン8AR-FTS」も導入されています。
2017年6月19日に発売されたトヨタの新型アクア(AQUA)
トヨタのアクアは2011年12月から発売を開始している量産型の小型ハイブリッド乗用車で、5ナンバーの5ドアハッチバック型のボディにハイブリッドが導入されたコンパクトカーです。
トヨタのアクアのハイブリッドシステムはプリウスと同じリダクション機構付THS-IIですが、さらに軽量化されよりコンパクトに新たに開発されたハイブリッドシステムが搭載されています。
2013年11月に行われたマイナーチェンジではハイブリッドシステムの高効率化が改善され、JC08モード燃費が37.0km/Lとなり世界で最も低燃費な車でした。
2017年6月に行われたマイナーチェンジではエンジンとハイブリッドシステムの制御の見直しが行われ、JC08モード燃費で38.0km/Lとさらに改善され新型プリウスに搭載されている先進技術「Toyota・Safety・Sense・P」が搭載されています。
まとめ
トヨタの新型アクアには全車に先進技術「Toyota・Safety・Sense・P」が搭載されていて、価格も改定され294万9380円〜495万3960円になっています。