X-TRAIL(エクストレイル)は1997年に開かれた第32回東京モーターショーに出品され、日産自動車が2000年に発売したクロスオーバーSUV型の乗用車です。
エクストレイルはラシーンフォルザの後継とも言われていますが、実際には車格やコンセプトが異なるので新車種として認識したほうが良いでしょう。
初代のエクストレイルは開発コンセプトはタフギア道具でしたが発売された時には、「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というコンセプトでした。
トヨタ自動車のRAV4やホンダのCR-Vに対抗する世界戦略車で、これまで世界中の167以上の国と地域で約80万台が販売されています。
2007年に発売された2代目エクストレイル
2代目エクストレイルは2007年から2015年まで販売されましたがプラットフォームには、日産自動車とルノーのCセグメント車用のプラットフォームのCプラットフォームが導入されています。
Cプラットフォームは横置きのエンジンで、FF車やFFベースの四輪駆動車に採用されています。
また2代目エクストレイルのエンジンは2000ccのMR20DEと2500ccのQR25DEが導入され4WDの20Xには6速のオートマティックがあり、専用カラーとしてシャンパンゴールドが採用されています。
ターボ車は排出ガス規制に適合しなかったためにフルモデルチェンジされた際に廃止され、2008年9月に別にルノーと共同開発された2000ccターボのクリーンディーゼルが追加でラインナップされました。
2017年6月8日にマイナーチェンジされ発売された新型エクストレイル
2013年に登場した3代目エクストレイルには日産自動車がルノーと共同開発した、CMF(エンジニアリングアーキテクチャ)が採用されています。
CMFはコックピット・エンジン・フロントアンダーボディ・リヤアンダーボディのそれぞれのモジュールに、電子アーキテクチャーが追加され5つのモジュールから構成されているFFとFFベースの4WD車用のプラットフォームです。
そして今回マイナーチェンジされた新型エクストレイルには新たにリアシートにリクライニング機能が装備され、アラウンドビュー機能がインテリジェントルームミラーで表示されるようになりました。
まとめ
マイナーチェンジされた新型エクストレイルには新たに6色が追加され、販売価格は219万7800円~309万8520円です。