JDMは日本車を、スポーツ仕様にカスタムすることです。
JDMはJapan Domestic Marketの略ですよ。
一般的に、日本国内市場と直訳されるのですが、外国から見た感じで「日本風」あるいは「日本流」と思えば雰囲気も伝わると思います。
細かく考えるといろいろな定義があるのですが、国内でJDMというと「日本風のスポーツ仕様にカスタムしている車」という意味で使われることがほとんどでしょう。
日本国内では、JDMは「走り屋仕様」という意味で使われることが多いですね。
モータースポーツをする上で、車の性能を引き出すためのカスタムに由来していると考えていいでしょう。
これが、アメリカでJDMというとまた意味が違ってくるというか、本来の日本仕様にカスタムするという意味になるのです。
ここでは、日本国内でのJDMのサーキット使用について説明します。
サーキット仕様
車種はRX-7やGTRなどといったいわゆるスポーツカー全般です。
外装ではエアロパーツが中心となりますが、少し下部が前に突き出していて、口が大きく開いているフロントバンパーがJDMとしては人気ですね。
さらに空気抵抗を減らすフルエアロはJDMスポーツカーの標準仕様と言ってもいいでしょう。
フルエアロとなると、フル装備のように感じる人もいると思いますが、フロント、リア、サイドのエアロをまとめてフルエアロということが多いです。というよりもエアロはその3種類が全てと言えますからね。
また、車両後部にウイングやスポイラーといった羽のようなものを付けるのも人気があります。
というよりもRX‐7やGTRでしたら、フルエアロにプラスしてウィングも付けないと締まらないでしょうね。
さらに、ボディは・部品メーカーのステッカーを装着しましょう。
そして、カラーリングもかっこいいものにしたら注目度も満点です。
意外と、ホイールは自己主張しないシンプルなものがおすすめです。
タイヤは見てすぐにわからないのですが、車体性能を考えてもグリップ力の強いものがいいでしょう。
マフラーはJDMの真骨頂ともいえる部分です。
廃棄効率の良いものに交換して、音にもこだわりたいですね。
内装となると、もともとスポーツカーですから、それほどいじるところはありません。
ステアリングを替えたいところですけど、エアバッグが付いているので最近ではステアリングの交換は難しいですね。
そこを敢えて交換する猛者もいるのがJDMのすごいところでもあるのですが…。