引っ越しを行うと様々な手続きが必要です。
役所に転入届を提出したり、子どもがいる家庭では転校の手続きをしたりなど、引っ越し後は特に大忙しでしょう。
しかし、忘れてはいけないのが車に関連した手続きです。
車関連の手続きは、主に車検証・ナンバープレートの変更と車庫証明の申請、そして免許証の住所書き換えです。
いずれも引っ越し後は早めの手続きが必要で、忘れた場合はトラブルになるおそれもあります。
まずは免許証の住所変更を行いましょう。
本人確認書類になるほか、他の手続きでも必要なためです。
免許証の住所書き換えは、管轄する最寄りの警察署か、運転免許センターで行います。
必要な書類は免許証と新住所が記載された住民票の2つと印鑑です。
申請用の書類は、警察署や運転免許センターに用意されていますので、現地で記入して手続きしましょう。
車の保管場所が新しくなる場合、車庫証明も取得する必要があります。
車庫証明は、保管場所のエリアを管轄する警察署で行うため、自宅から離れた場所へ保管する方は注意しましょう。
必要な書類は、保管場所使用権原疎明書面または保管場所使用承諾証明書、保管場所の所在地を示す地図です。
申請書に関しては警察署か、場合によってはインターネットでダウンロードできますので、事前に入手してから提出に行きましょう。
車検証に記載された住所の変更は、車検と同時に手続きすることも可能です。
しかし自動車税の納税通知書に関わりますので、引っ越し後は早めに済ませておきましょう。
住所の変更は、普通自動車なら引っ越し先を管轄する陸運局へ、軽自動車なら軽自動車検査協会で行います。
車検証の他にも自賠責保険証明書、運転免許証、車庫証明などが必要になるので注意しましょう。
引っ越し後に管轄の陸運局が変わる場合、ナンバープレートも変更する必要があります。
同時に陸運局で手続きできますので、一緒に変更の手続きを行いましょう。
古いナンバープレートは返還し、新しいナンバープレートを取り付けることになります。
なお、手数料がかかるので注意しましょう。
自動車保険(任意保険)に加入している場合、こちらも住所変更が必要です。
手続方法は保険会社ごとに異なるため、引っ越し前に問い合わせておくと良いでしょう。
忘れてしまうと、満期のお知らせが届かなかったり、保険の支払いに影響したりする可能性があります。
特に期限はありませんが、引っ越し後は速やかに住所変更しておきましょう。